インプラントの治療費は、医療費控除が受けられますか?

Case No.5
「インプラントの治療費は、医療費控除が受けられるのですか?」

インプラントの治療費は、医療費控除が受けられますか?


はい、受けられます。



■医療費控除とは?
ご自身やご家族のために医療費を1年間(1月1日~12月31日)に支払った場合に、一定の金額の所得控除を受けることがでます。翌年2月16日~3月15日までに申告しなくてはいけません。

■医療費控除の対象になるもの
医療機関に支払った診察代・薬代はもちろん、薬局・ドラッグストアで購入した風邪薬、湿布薬や大人用おむつ、通院のための交通費など。また、高額療養費制度では認められない差額ベッド代も、医師の指示による場合は医療費控除の対象になります。

■計算式
1年間に支払った医療費の合計 ― 差引分 (※1) ― 足切り額 (※2)

※1 出産育児一時金や、生命保険や損害保険からの入院給付金、高額療養費で戻ってくる分など
※2 10万円、所得が200万円以下は所得の5%
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医療費控除額
=還付される税金=医療費控除額×所得税率
※定率減税などがあれば加味して計算します。

詳しくは国税庁のHPへ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
所得税率についてはこちらでご確認下さい。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

■医療費控除のポイント
・生計がマイナスであれば扶養の有無は問わない。
・所得が少ない場合は10万円以下でも医療費控除が受けられる場合がある。
・最高限度額は200万円。
・医療費控除の対象になる医療費は消費税等込で計算する。
・医療費控除は勤務先での年末調整では行えないため、確定申告が必要。
・還付申告書は所得税が納め過ぎになっている年の翌年2月15日以前でも提出することができる。

その他にもいろいろとポイントはありますが、 詳しくは、かかりつけの医院、または税理士にお尋ね下さい。


ご相談者 : T.Wさん (会社員/57歳 東京都世田谷区)

相談員 : 井上 祐利
(京都市左京区 いのうえまさとし歯科医院院長)
1965年京都生まれ。大阪大学歯学部を卒業し、京都大学口腔外科学教室にて研修後、関連病院にて研鑽。京都大学大学院医学研究科外科系専攻(再生医科学研究所臓器再建応用分野)にて医学博士取得。京都大学にて、再生治療分野における特許を取得。同研究所で歯牙の再生とインプラントについて指導、研究を行う。2001年11月、京都市左京区に「いのうえまさとし歯科医院」開院。

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