ノーベルガイドとはどのようなものか教えてください。

Case No.9
「ノーベルガイドとはどのようなものか教えてください」

ノーベルガイドとはどのようなものか教えてください


ノーベルガイドに代表されるガイデッドサージェリーが、近年非常に注目を集めています。
ノーベルガイドを例として一連の流れをご紹介いたします。



1.型どり
まず、お口の中の型どりをします


CT撮影時に使用する特殊な装置を作ります。



2.CT撮影


3.インプラントの位置を設計
CTを見ながら、専用のソフトを用いてインプラントを埋入する位置を決めていきます。骨が十分にある場所を選択し、神経などの大切な組織を損傷することがないように、インプラントの位置を設計します。



4.手術用ステントを作成
作成したデータをもとにして、10日~2週間で手術用ステントが完成します。ステントにはインプラントを埋入する位置にあらかじめ穴が空いています。



5.インプラント埋入
手術当日、ステントをお口の中に固定してインプラントの埋入を行います。ステントに空いた穴に、使用するインプラントの長さごとに決められたドリルを使用します。
このようなシステムによって、インプラントを確実に狙った場所に埋入することが可能となりました。


【この方法の利点】
術前にインプラントの長さ・方向が決まっているため、
短時間で手術を終えることができる
歯肉の切開の必要がない
縫合・抜糸の必要がない
術後の腫れや痛みが最小限ですむ
などが挙げられます。

また、All-on-4の治療法を行うにあたっては、確実にかつ短時間でインプラント埋入できるガイデッドサージェリーは必要不可欠となっています。また、手術用ステントを用いて事前に仮歯をつくっておくことができるため、効率的な手術を行うことが可能です。


ご相談者:M.Yさん (主婦/56歳 大阪府枚方市)

相談員 : 井上 祐利
(京都市左京区 いのうえまさとし歯科医院院長)
1965年京都生まれ。大阪大学歯学部を卒業し、京都大学口腔外科学教室にて研修後、関連病院にて研鑽。京都大学大学院医学研究科外科系専攻(再生医科学研究所臓器再建応用分野)にて医学博士取得。京都大学にて、再生治療分野における特許を取得。同研究所で歯牙の再生とインプラントについて指導、研究を行う。2001年11月、京都市左京区に「いのうえまさとし歯科医院」開院。

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